PFCバランス【厚生労働省】の数値を解説!実際どうなの?
こんにちは、Tracyです!今回は
「PFCバランスについて厚生労働省が資料を出しているけど、それって実際にどうなの?ダイエットできるの?」
という方向けに身体を作るプロとして徹底的に解説していきます。
結論から言うと厚生労働省の出しているPFCバランスは非常にサンプル量も多く、エビデンスの高いモノだとは思いますが、あれはあくまでもただの参考なので、一人ひとり目的にいよって少しカスタマイズする必要が出てきますね。
ちなみに今回この記事を書くのにあたって参考にしたのは厚生労働省の「日本人の食事摂取量基準の概要」です。
それでは分かりやすく解説していきます!
厚生労働省の出しているPFCバランスは「16.5:25:57.5」
さて、早速ですが厚生労働省の推奨しているPFCバランスですが、
- たんぱく質:16.5
- 脂質:25
- 炭水化物:57.5
です。そしてこれらを踏まえた上で、
- 脂質:飽和脂肪酸は抑えなさい
- 食物繊維は多く摂りなさい
- 他の栄養素も満遍なく摂りなさい
といったようなことが書かれています。
引用元:日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
この厚生労働省のPFCバランスって実際にどうなの?
上記に記載した厚生労働省のPFCバランスについてですが、正直文句のつけようがないです。
あくまでも「健康に過ごすための基準」なのですが、日本人のサンプリングを多数とっているので間違い無いでしょう。
様々な情報が溢れている中でこの厚生労働省のPFCバランスを基準に目標毎にカスタマイズするといいと思います。
ただ、カスタマイズするといっても基本方針は、
- 炭水化物と脂質の量を減らして
- たんぱく質の量を増やす
こと。
もう少し詳しく解説しましょう。
ダイエット目的で食事管理をするならPFCバランスは厚生労働省の数値を少し調整しましょう
さて、先ほどの
- 炭水化物と脂質の量を減らして
- たんぱく質の量を増やす
をダイエットしたい人向けに簡単にカスタマイズすると
- たんぱく質:30%
- 脂質:20%
- 炭水化物:50%
くらいに抑えた上で、筋トレを行ったり、食事の量を減らすようにするといいでしょう。
また、
- ビタミン
- 食物繊維
などを多く摂取するようにし、炭水化物もなるべく食物繊維の多く含まれるものにしてください。
例えば
- うどんじゃなくてそばにする
- 白米じゃなくて玄米にする
とかですね!
人それぞれなので、厚生労働省の出しているPFCバランスも「一例」にすぎない
記事中にも少し書きましたが、これらの数値はあくまでも目安です。
人によって全く異なるし、性別や年齢でも推奨される食事摂取量も違えば、職業や日中の行動量などによっても左右されます。
何が言いたいかというと、自分向けに考えられたものが「完成形」だとは思わずに、少しずつチャレンジしてみて自分で創意工夫してみてください。
そして何よりも食事は一生続くものなので、無理をせず気軽に行ってみてくださいね♪
まとめ:厚生労働省のPFCバランスの数値は非常に良い目安になる
- 厚生労働省の推奨PFCバランスは「16.5:25:57.5」
- 健康になりたいならやはり良い指標になります
- ダイエットするなら炭水化物を減らしてたんぱく質を増やして
ということで今回は厚生労働省さんが出しているPFCバランスについて解説しましたがいかがでしょう、実践できそうですか?
人間の身体は口から摂取したもので形成されるので、日頃から少し気をつけて、健康に、そしていい身体を目指していきましょう!
PFCバランス【厚生労働省】の数値を解説!実際どうなの?」でした。最後までありがとうございました。