有酸素運動とはどんな運動?ダイエットなら別の方法がおすすめ
こんにちは!有酸素運動はダイエットに向いてるとよく聞くけど、実際に有酸素運動とはどんな運動のことを言うのかよくわからない方のために、今回は有酸素運動の具体例と、どの程度の強度で行えばいいのかについて書きました。
そして、実はそもそも有酸素運動はダイエットには向いていません。もちろん、長時間動けば消費カロリーも上がりますが、例えば30分ランニングしたところで消費できるカロリー量はたかが250Kcal程でしょう。これはご飯茶碗1杯分です。
さて、これらを踏まえたうえで、学生~ご年配まで幅広くダイエット指導をしている私が、もっと効率よく身体を変えられる方法をご紹介していきます。それでは詳しく見ていきましょう!
有酸素運動とはどんな運動方法か?<具体例>
- 水泳
- ウォーキング
- ランニング
- 自転車(バイク)
- 山登り
- マウンテンクライマー
などが挙げられますね。一般的にこのあたりの運動が想像つきやすいと思いますが、有酸素運動とは心拍数(酸素摂取量)で定義されています。つまり、特定の脈拍内であれば筋トレも有酸素運動になりうるわけです。
心拍数で定義付けられている

有酸素運動とは、最大心拍数の50~70%程の強度で行う運動のことを指します。(正確には酸素摂取量から計算するのですが、事実上簡単に測ることができないので、今回あえて心拍数で表します)
ちなみにあなたの最大心拍数は220-年齢で計算できます。
つまり、例えば30歳の方が有酸素運動をするならば、
- 220-30₌190
- 190の50~70%
- ₌95~133拍
の間で行えばその運動は有酸素運動となります。↓脈拍の測り方について
移動も有酸素運動にすることができる

つまり、心拍数を上げることができればあなたの通勤、通学含め徒歩や自転車で行う移動全てを有酸素運動にすることができます。
ポイントは
- 少し大股に歩く
- 早歩きする、スピードを上げる
ことです。移動時間も短縮でき、健康にもいいことだらけです。是非移動を少し早足で行いましょう。
結局有酸素運動とはどんな運動か
最大心拍数の50~70%程で、健康になるために血流を活性化させる運動となります。
というのも最大心拍数の50~70%程で行える運動とは長時間持続が可能で、比較的どの年代の方にでも行うことができるからです。
すなわちダイエット向けではなく、健康になりたい方向けの運動。では、ダイエットに向いているのは・・・?
ダイエットなら有酸素運動じゃなくて他の方法をとるべき
さて、有酸素運動の代名詞であるランニングを30分行ってもたかが250キロカロリーの消費しかされないと書きました。ではどのような方法がダイエットに向いているのか?
個人、企業で幅広くダイエットを指導している私の今までの経験を踏まえて言うと、ダイエット成功確率は有酸素運動を行うよりも圧倒的に筋トレと食事管理を行うことの方が大きいです。詳しく説明していきましょう。
心拍数をしっかりと上げられる筋トレ

先ほど、最大心拍数の50~70%内で行う運動は有酸素運動になると説明しました。
最大心拍数の70%以上の脈拍になるような運動を行うべきでしょう。そして、その中でも最もおすすめなのが筋トレ。
あなたのダイエットの目的は「身体を美しく見せること」だと思います。だったら筋肉が必要ですね。
有酸素運動よりも心拍数を上げられる筋トレのほうがおすすめの理由については別の記事で解説しています。ご参照ください。
有酸素運動なんかより食事管理しろ

さて、そもそも運動はダイエットに向いているのでしょうか?
目的は「身体を美しく見せること」と書きましたが、そのためには筋肉をつける努力と脂肪を落とす努力が必要です。
そこでおすすめなのはやはり食事管理を行うこと。これができなければ、何をしても効果は薄いでしょう。
具体的な食事管理法についてはこちらの記事をご参照ください。
まとめ
- 有酸素運動とは最大心拍数の50~70%の運動
- 移動を全て有酸素運動にできる
- ダイエットなら有酸素運動よりも筋トレや食事管理の方が効果が高い
ダイエットのために有酸素運動を始めようと思ってこの記事にたどり着いたあなた向けのに改めて助言をすると、移動は全て早足でなるべく歩く・自転車などの手段を取り、時間があれば筋トレを行い、たんぱく質の量を増やし、炭水化物・脂質の量を減らす食事管理を行うことをおすすめします。
有酸素運動とはどんな運動か?答えは心拍数50~70%で行う、健康になるための運動ということになります。
以上「有酸素運動とはどんな運動?ダイエットなら別の方法がおすすめ」でした。最後までありがとうございました。