チェストプレスとベンチプレスの順番は?【プロは片方しかやらない】
こんにちは、TRACYです!今回は
「チェストプレスとベンチプレスはどっちから行うべき?」
という方向けに順番とそれぞれの効果の違いについてご紹介します。
今回の記事の結論から言うと、
- そもそも我々はチェストプレスを行わずにベンチプレスをします
- 初心者はチェストプレスが好ましいでしょう
- 順番は?に対する答えに強いて答えるならチェストプレス→ベンチ
ということで、順番云々よりもそもそも両方やる必要ないという前提で話を進めていきます。
それでは分かりやすく解説していきましょう。
【順番】チェストプレスとベンチプレスはどっちが先?
先ほども書きましたが、チェストプレスとベンチプレス、やるならチェストプレスが先の方がいいでしょう。
と、いうのもチェストプレスは多くの筋肉を同時に動かすことができるので、ウォーミングアップ代わりになります。
つまり
- 軽い負荷で15×2くらいチェストプレスでアップ
- ベンチプレスで本格トレーニング
ができるからですね。
どっちか1つしかやらないのであればベンチプレスの効果のほうがおすすめ
ってかそもそもどっちもやる必要ある?
いいえ、ありません。チェストプレスもベンチプレスもどっちも行うことのできる環境なのであればベンチプレスを優先すべきでしょう。
というのも、やはりチェストプレスなどのマシントレーニングは
- 左右の力の差
- 力の入れどころ
が違っていても持ち上がってしまうので、それだと狙った部位に効きにくくなります。
それだったらしっかりと正しいやり方でないと持ち上がらないベンチプレスのようなバーベルトレーニングがおすすめ。
マリオカートの50ccで優勝するか150ccで優勝するかって、そりゃ150ccのほうが得るもの多いでしょう?わかりづらいか。
ベンチプレスで100㎏を挙げるコツはベンチプレス意外も行うこと
これから筋トレを始める初心者はチェストプレスの方がやりやすいかも
ベンチプレスの方が効果が高いという話はしましたが、その分フォームも難しくなることも確かです。
先ほどの話は
- ある程度筋肉がついている
- ベンチプレスが正しいフォームでできる
ことを前提としてベンチプレスをおすすめしましたが、そうでない初心者であれば、まずは土台である「大胸筋」を鍛えるべく簡単なチェストプレスから行ってみてもいいですね。
ただ、慣れたきたらやはりベンチプレスの方がおすすめですよ!
チェストプレスとベンチプレスの重量は比例する?
もう1つ、よく聞かれるのがチェストプレスで上がる重さってベンチプレスで上がる?
ということですが、多分無理でしょう。
- チェストプレスは他の筋肉を使っても、左右がおかしくてもマシンに支えられて上がる
- ベンチプレスは支えがない
ので、高重量の時に有利なのはチェストプレスです。
罫線の書いてあるノートと何も書いてない真っ白なノート、文章を書いたら当然斜めにいきがちなのは真っ白なノートですよね。そのくらいの違いです。
ベンチプレスで手首が痛いならダンベルフライにしよう【重すぎ】
プロや指導者の大胸筋トレーニング方法【ベンチorチェストプレス→ダンベルフライ】
もし、2種目以上大胸筋のトレーニングを行う余裕があるのであればベンチプレスとチェストプレスの2種目ではなくて、ダンベルフライなどで大鋸筋がストレッチされる種目を盛り込むのが理想でしょう。
ほぼほぼ全ての中級者以上のトレーニーは
- ベンチプレスやチェストプレスなどのプレス系の種目
- ダンベルフライやバタフライマシンなどのストレッチ系の種目
という順番で大胸筋を鍛えています。
もちろん人によって違うもの、理由としては
重い重量を扱える、ベンチプレスなどの多関節運動を先に行う
ことがセオリーとされているからですね。この辺はもはや趣味の世界に入ってくるので正直どっちでもいいっちゃいいんですが、せっかく重い重量を上げられるベンチプレス の前にダンベルフライをやっちゃって、いつもより-20kgでベンチプレスして効果があるのか?
と考えると先にベンチプレスやチェストプレスを行うべきでしょうね。
以上「チェストプレスとベンチプレスの順番は?【プロは片方しかやらない】」でした。最後までありがとうございました。