筋肉や脂肪に影響が出ないアルコールの飲み方!
こんにちは!今回は
「身体のことは気にしているけど、お酒の席に出たい」
「アルコールを摂取する機会がある」
方向けに筋肉や脂肪に影響が出ないアルコールの飲み方をご紹介します♪
私はほぼ毎晩お酒を飲みますが、体脂肪率も13%程を保っているし、筋肉量もそこまで落ちていません。
理由は簡単。飲み方と食べ方を知っているからですね。
- お酒は2杯までなら大丈夫
- 筋肉や脂肪に影響の少ないお酒の飲み方のポイント!
- なんでアルコールが脂肪や筋肉に影響するの?
- アルコールを摂取すると脂肪の燃焼が止まる
- おすすめのおつまみ3選♪
という流れで話を進めていきましょう。
お酒が筋肉を分解することや、脂肪がつきやすくなるのは事実。
でも実際に影響が少ない飲酒量というものがあります。
この記事を読むことによって、
- アルコールの影響が少ないお酒の量
- 飲むスピードやコツを知り、血中アルコール濃度の上げにくい飲み方
- 脂肪になりにくいおつまみ
に関する知識が手に入ります。
それでは詳しく見ていきましょう。
筋肉や脂肪に影響がでないアルコールの量はお酒2杯分
ほとんどの人であれば1,2杯のお酒で筋肉の分解や脂肪に影響はないと言われています。
- つまり身体への影響が出てくる飲酒量は・・・
- 瓶ビール1本~
- 日本酒2合~
- ウィスキーダブル1杯~
- ワイングラス3杯~
以上のアルコール量です。
もちろん人によりけりということが大前提です。
筋肉や脂肪への影響をなるべく抑えるアルコールの飲み方
基本的な話になるのですが、やはり筋肉や脂肪への影響を極限まで抑えようと思ったら、飲む量やおつまみに気を付けること。
- 飲む量は出来るだけ抑える
- 糖質の含んでいないおつまみを摂取する
- 同時に水を多く飲む
また、よく知られていることですが、焼酎やウィスキーなどの蒸留酒を飲むことをおススメします。
これは別に健康にいいからとかではなく、単に糖質を含んでいないからです。
勘違いしてほしくないのは蒸留酒だろうが醸造酒だろうが、アルコールはアルコールということ。
どんなお酒でも飲めるのであれば、その日1日の糖分摂取量を計算して、ビールは控えておこうとか、ワインを飲もうかな、と決めるのがいいですね。
私は、ビール飲みたいけど昼間たくさん食べたなという日はウイスキーのソーダ割りにしています。
ついアルコールを飲みすぎてしまう人は3日のサイクルで考えるといい
飲みすぎてしまう、食べすぎてしまうということは誰にでもあります。
そこで、その罪悪感を減らす方法をご紹介します。
それは「体型をキープしたいのであれば飲みすぎた後の2,3日の過ごし方を考る」こと。
例えば飲みすぎた次の日は・・・
- ランニングをする
- 夜ご飯を豆腐や野菜などで済ます
- お酒を控える
など。
大事なのは飲みすぎた後の過ごし方!
食べすぎ含め、カロリーを多く摂取してしまってもその後の生活の仕方で取り戻すことができます。
アルコールが身体に影響を及ぼす理由「テストステロンとコルチゾル」
アルコールが
「アルコールは筋肉の分解をする」
「脂肪を溜める」と言われる理由は
- 脂肪を燃焼するテストステロンの分泌を抑える
- 筋肉を分解するコルチゾルが増える
ことが原因です。
解説していきましょう。
体脂肪を燃焼させるテストステロンが抑えられる
筋トレをすると、「テストステロン」というホルモンが分泌されます。
これは筋肉を増やして体脂肪を燃焼させる効果があります。
アルコールを摂取するとこのテストステロンの分泌を抑制してしまうという研究結果が出ています。
つまり、アルコールが脂肪燃焼を抑えるということ。
筋肉を分解するコルチゾルが増える
もう1つは「コルチゾル」が増えてしまうというアルコールの影響。
コルチゾルの働きとしては、筋肉を分解して体脂肪を蓄えるというものです。
アルコールを摂取すると、このコルチゾルの分泌量が増えてしまいます。
だから、アルコールを摂取すると筋肉を分解すると言われています。
アルコールを摂取すると脂肪燃焼が止まる
仕事や筋トレ、その他トレーニングをしたら身体的疲労が残りますよね?
身体の疲れを回復してくれるのは他でもない「内臓」です。
摂取した栄養を内臓それぞれがエネルギーに変えてくれることによって身体が回復していきます。
お酒を摂取するとアルコールとして内臓が分解する必要があり、なんとアルコールは他の栄養よりも優先的に分解されることがわかっています。
つまり疲れた身体の回復を差し置いてアルコールの分解がされるということです。
また、アルコールを分解するのにたんぱく質、ビタミンなど筋肉を大きくするには欠かせない栄養たちがどんどん使われてしまいます。
筋トレ後にお酒は飲むべきではない!?
上記した通り、アルコール分解は脂肪燃焼や疲労回復などの効果を差し置いて、優先的に行われます。
筋肉が成長するメカニズムは、
- トレーニングをして筋肉を一度破壊
- 超回復に伴い以前の筋肉よりもグレードアップして回復
- 以前よりも負荷をかけてトレーニングが可能
- 成長
という流れですので、②の超回復でしっかりと筋肉を回復させなければいつまで経っても成長しないと言えるでしょう。
筋肉を痛めつけたらなるべくお酒を飲まない方が、早く回復するということですね。
脂肪をつけない!筋肉を分解しない!おすすめおつまみ3選
カロリーと栄養の面から3品ご紹介します。
- スルメイカ
- 枝豆
- お刺身
アルコール分解をするうえで補助サポートをしてくれる栄養を摂取したいところですね。
それに加えてなるべく太りにくく、たんぱく質が豊富な食べ物を注文しましょう!
唐揚げやピザ、お好み焼き、ラーメンなど・・・脂質と糖質を多く含む食品はなるべく避けてくださいね。
スルメイカ
スルメイカはたんぱく質が多く、脂質が少ないです。あとはタウリンが豊富。
タウリンは様々なエナジードリンクにも含まれています。
タウリンには、疲労回復・血圧のコントロール・コレステロールを下げる・動脈硬化の予防効果があると言われています。
更にスルメイカを軽くあぶって、よーく噛むことによって満腹中枢が満たされます!
枝豆
枝豆は栄養が豊富です。
アルコール分解成分も含まれていて、ビタミンB1やオルニチンが二日酔いに効くと言われています。
オルニチンはしじみで有名ですね。
二日酔いのときしじみの味噌汁を飲みませんか?しじみの味噌汁の主な効果は肝機能を高めることです、枝豆にも同様にオルニチンが多く含まれているので付け出しで出してくれる居酒屋さんもありますよね。
塩をたくさんかけずに食べてみてください。
お刺身
たんぱく質、酵素が豊富です。
おすすめの刺身は
- マグロ
- ハマチ
- カツオ
- シメサバ
女性にとって欠かせないビタミンDや鉄分を多く含むのがカツオです。
シメサバは血液をサラサラにしたり、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを減らす働きがあります。
まとめ:アルコールの影響を最小限にするお酒の飲み方
- 筋肉を作るテストステロンの分泌が止まる
- 脂肪を蓄えるコルチゾルの量が増える
- 2杯以上飲むと影響が出てきやすい
トレーニングしている人に限らず気を付けて摂取したいアルコール。
私のトレーニング指導の目標は「いつまでも美味しい物を食べ、美味しいお酒を飲むための身体づくり」です。
上手にお酒と付き合い、飲みすぎないように気を付けましょう!
それでもやはり、激しいトレーニングをしたり、徹底的に身体を絞り上げるぞ!という期間はお酒を控えるのがいいでしょう。
また、大学生や社会人になりたての若い頃は自分がどれだけお酒を飲めるのか、どういうお酒が身体に合っているのかがわかっていないということもありますよね。
私自身、羽目を外した経験が山ほどあります。もう、山ほど。
それぞれの飲み方や好きなお酒を自分のペースで愉しむ、これがお酒のあり方だと思います。
「お酒」を教えてくれる素敵な年上の方たちは、あなたの人生もきっと応援してくれるでしょう。そういった方とつながれるのも「お酒」の良さだと思います。
節度やマナーを守って美味しく飲めるといいですね。
以上「筋肉や脂肪に影響が出ないアルコールの飲み方!」でした。最後までありがとうございました。