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スペインに来て7ヶ月目。今感じること。

スペインに来て7ヶ月目。今感じること。

アスリートインタビュー

細江 みづき

プロハンドボーラー

2021.02.12

スペインに来て7ヶ月目。今感じること。

あっという間に、スペイン在住7ヶ月目に突入しました。半年もしたら、話せるようになるよっと言われていた今。大丈夫か私・・・。今回は、Instagramで質問があったことを何個か記事にさせて頂きました。

7ヶ月経験して、感じる日本とスペインのハンドボール面の違い

スペインではハンドボールのことをbalonmano(バロンマノ)と言います。なので、検索する際は、balonmanoと調べると、たくさんの試合を映像で見ることができます。ひとまず宣伝です。笑

スペインハンドボールはチャージングが多い

引用元:http://www.balonmanoremudas.es/
※細江選手所属 チームサイトより

まず、1番驚いたことは、チャージングがかなり多いことです。これは、私と同じような外国人選手達と話す時にも出てくる話題。

  • 速攻の振り向きざま
  • 1対1

の時にDFは少し当たっただけで倒れます。日本だとあまりにひどい時は、演技とみなされてDF側にペナルティが出ますが、スペインではほとんどがOFのミスとなります。その為、DFではチャージを取りに行けと言われます。

簡単に倒れたくない!!という気持ちが強かったのですが、わざと倒れるも何も凄い衝撃なので、吹っ飛んでいます。そのおかげ?でか、DFではたくさんのチャージングを取ることができています。笑

反対にOFでは、それこそ速攻の時の振り向きざまを気をつけなければいけません。当たり前ではありますが、パスをもらう前に前を見ずにキーパーからもらった時に安易に真っ直ぐ走ってしまうと、チャージングが取られやすくなります。

スペインに来たばかりの練習の時、振り向いてほんの少し当たっただけで倒れられチャージングを取られたので、あまりに腹が立ち、監督に抗議に行きました。

これだけしか当たってないのに、DFが勝手に倒れて何でチャージなんだよ。と。

監督は、「問題ないよ。考えすぎないで。スペインのハンドボールはこういうものなんだ。」と。

そういった目線で、世界選手権やヨーロッパカップを見ていると、確かにスペイン代表はDFでチャージをもらいにいくプレーが多い印象があります。ぜひ、その観点でも見てみてください。

自分より体格の良いポストの守り方

細江みづきの渾身のポストディフェンス_ハンドボール

そして、私が最も苦労しているのは、DFでのポストの守り方です。

まず、後ろに入ったら絶対に勝てません。なので、監督からは必ず前に入りなさいと言われます。

日本だと、

  • 押し上げる
  • 前に入る

守り方があると思いますが、ここでは、絶対に押し上げることはできません。2人がかりでも止まらないポストばかりなので、私1人で勝てるはずがありません。

片手であしらわれます。ここの難しさは感じます。

サイドディフェンスの速攻の速さはピカイチ!リバウンドは取らない

引用元:http://www.balonmanoremudas.es/
※細江選手所属 チームサイトより

それと、DFだと、サイドの選手はリバウンドを取らないです。

取らないと言うと語弊がありますが、私のチームはリバウンドよりも速攻に行くことを優先している為、キーパーが止めて振り返った時には、もうハーフライン越えています。

これは、衝撃的な速さでした。キーパーのスロー出しもとんでもなく速いし、正確です。助走なしの一振りでピンポイントの30m以上投げれるのは凄いの一言です。

OFでは、1対1が強い為、簡単に横のDFが寄ることはありません。

また、感覚的にですが、審判の笛もしばらく継続されてからしかフリースローにはならないので、1対1はDFと接触してからの数歩が勝負だと感じます。そして、全体的にDFの2枚目の牽制がアグレッシブな感覚があります。

ここでも横パスに対してボールばかり見ているとチャージングを狙われるので、

  • 前を見る意識
  • 横からDFが来るかもしれないという意識

は自然と出てきます。フリースローならまだしも、相手ボールになってしまうので、DFが見えたら動かない?ように気をつけています。

やはりポストを守る意識は強い

引用元:http://www.balonmanoremudas.es/
※細江選手所属 チームサイトより

それと、

  • どこのチームもポストを守る意識が高い
  • ポストが強い

ため、DFもしっかり前に入ってこようとするので、ダブルフェイントは効きます。私自身ワンフェイントが苦手だからかもしれませんが、ダブルフェイント効くな~というイメージです。笑

今後読まれて、チャージングを取られないように、他のプレーももっとできる様になっていきたいと思います。

日本のチームとスペインのチームの違い。試合中は笑顔なし!?

引用元:http://www.balonmanoremudas.es/
※細江選手所属 チームサイトより

三重バイオレットアイリスに所属していた時

  • チームとして
  • 私として

大事にしていたことは、試合を楽しむことでした。どんな状況でも楽しむこと。それは、今も変わらず大切にしています。なので、笑顔を絶やさないことを意識していました。

前の記事にも書いていますが、このチームで私はよく笑っている子として認識されています。

いろんな人が私と会うと歯を出して、ニッと笑ってきます。似顔絵を描かれる時も、目は一本の線です・・・これは笑顔を表しているということにしておきましょう。

話しがズレていきそうですが、試合中、今のチームメイトが笑顔を見せることはほとんどありません。ましてや、監督に笑顔は一切ありません。

私生活で、たいしたことなくても爆笑している人達が、試合中笑顔を見せないことが最初信じられませんでした。勝手なイメージで、海外は楽しんでハンドボールを行っていると思っていました。

いや、チームメイトも楽しんでいるかもしれませんが、外見からそうとは私には見えません。笑

何と表していいか分かりませんが、「闘争心」が凄い。そんな感覚です。

さすがにベンチの選手達はシュートを決めた選手に対して笑顔で声を掛ける場面はありますが、コート上で笑顔を見せる選手はほとんどいません。もちろん歓喜の声や鼓舞する声はありますが、このギャップには、今も慣れませんね。

どっちが良いとか比べるものではないので何とも言えませんが、この違いは凄く感じます。

(スペインのチーム全部がそうではないので、これは私のチームの話しになります。)

海外移籍をするにあたって、準備すること

私自身、海外へ行きたいと思ってから、長い時間がかかりました。今、やって良かったな。と思うこと。

  • 短期間でも数カ国でハンドボールを経験した
  • 海外移籍をしていた人に話しを聞く
  • 自分の強みを把握する
  • 思いを口に出す
  • 常に積極的である
  • 語学を少しでも勉強しておいた

いや・・・まだまだありますが、この辺にしておきます。私を知っている人は分かると思いますが、頭は良い方ではないのと、言語化は苦手です。笑

だから、最初からこういった考えがあったわけではありません。

三重バイオレットアイリスに所属していた時に、メンタルトレーニングや監督、スタッフと話しをしたり、多くを経験してきた先輩達とたくさん話しをすることで、こういった考えが生まれ、こうしてしっかりと行動に移すことができたんだと思っています。

考えていることの言語化は苦手ですが、おしゃべりは大好きなので、話すことも大切だと思います。

何個かの詳細は、最初の頃の記事に書いてあるので、ぜひ読んでみてください。

こっちに来てから、自分の強みを把握することも大切だなっと改めて感じました。

自分の強みを把握することも言われていましたが日本にいた時は、なかなか見つからなかったです。でも今私は、人見知りをしないことと、ツボが浅くて笑ってばっかりいることができるという強みに気づくことができました。強みだと思っています。笑 

ハンドボールだけできていれば、うまくいくかってそうではありません。

ただでさえ、異文化・違う言語の場所に来るということで、孤独も感じるし、苦しいこともあります。それをどう自分で打開していくか。

私は、この強みで今のところ乗り越えています。もちろんハンドボールの面でも認められなければいけません。認められるまでは難しいかもしれませんが、何か一つでも、誰もできないことができるとその瞬間、絶大な信頼を得ることができると思います。

私の場合、とにかく足の速さでした。笑

日本にいたらたいしたことない速度ですが、このチームではトップです。足が速い人いなくて良かった・・・。笑

日本代表でもない私が、こうして海外移籍をすることができ、プロとしてプレーできる環境があるのは、その環境を作って下さった多くの方々、悩みをたくさん聞いて下さったり、経験したことを伝えて下さった方々がたくさんいるからです。

だからこそ、海外に興味があり、プレーしたいと考えているハンドボーラーの方々に私の経験が少しでも参考になればと思います。

以上「スペインに来て7ヶ月目。今感じること。」でした。最後までありがとうございました。

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