野菜料理中心にすると得られる「活性酸素」を予防する力
こんにちは!
あなたは、なぜ野菜が身体にいいかご存知でしょうか?
答えは「活性酸素」と言われる身体を錆びさせるものを抑制する「抗酸化作用」という効果が野菜にはあるからです。
ということで今回は
- 人の身体はなんで老けていくの?
- 活性酸素ってなんぞや
- 活性酸素を抑制するのが野菜の「抗酸化作用」だぜ
- おすすめの野菜教えてや!
という流れでお話を進めていきますね♪
糖質がありふれた現代で、野菜中心の料理生活を送ることができればあなたの身体はより健康に近づくでしょう。
もちろんダイエットにもいいですしね。
それでは詳しく解説していきます!
人は細胞が壊れて死ぬ
人はいつか亡くなります。
それには数々の要因がありますが、その中の一つに「細胞が全て壊れる」ということが挙げられます。
人間は、元々ある細胞を破壊して新しい細胞を作り出して歳を重ねると言われています。
ですが、身体が老いてくるとその過程で失敗してしまうことが多くなってくるとのこと(なぜ失敗するようになるのかは解明されてないみたいです)。
そこで「元々ある細胞を必要以上に壊さないこと」で寿命を延ばすことが出来ます。
呼吸が細胞を壊す-活性酸素-
人は呼吸をしなければなりません。
実はその「呼吸」が細胞を壊すことがわかっています。
呼吸によって取り込まれた酸素が三大栄養素からエネルギーを作る過程で、2%ほどが「活性酸素」というものに変わります。これはもう防ぎようのない仕方のないことです。
そして、後で説明しますが野菜には活性酸素を抑制する「抗酸化作用」の効果があります。
この活性酸素は、細胞を酸化させ、破壊します。具体的には
- 老化の促進
- 免疫力の低下
- がん
- 動脈硬化
- 生活習慣病
- 血管を弱くする
などを引き起こすと言われています。
呼吸だけじゃない!活性酸素を発生させる要因
呼吸以外にも多くの要因で活性酸素が発生します。
- 加齢
- ストレス
- 睡眠不足
- 喫煙
- 過度の飲酒
- ハードな運動
- 紫外線
などなど。
本来、活性酸素は殺菌力が高いので、細菌やウイルスから身体を守る動きがありますが、必要以上に発生させると細胞を攻撃(酸化させる)と言われています。
アスリートは早死にしやすい
活性酸素の発生要因の一つに「ハードな運動」と挙げました。
実はアスリートが早死にしやすいという理由の中に活性酸素が多く発生するからと言われています。
活性酸素の動きを抑制する抗酸化作用が多く含まれるのが野菜!!
長らくお待たせしました。ここから野菜の話に入ります。
抗酸化作用には活性酸素の動きを抑制する働きがあり、この抗酸化作用を多く持つのが「野菜」ということ。
イメージとしては野菜が身体を錆びつかせる原因である活性酸素を倒してくれるということですね。
野菜など、抗酸化作用栄養素一覧
抗酸化作用がある栄養素は以下の通り。
- ポリフェノール
- コエンザイムQ10
- βカロテン
- ビタミン
- カルテノイド
その他にも多くありますが、野菜にはこれらが含まれていることが多いです。
野菜には人間が亡くなる要因である活性酸素を抑える抗酸化作用があるから、昔から食べなさいと言われているんですね。
抗酸化作用を多く持つおすすめの野菜3選
たくさん挙げるとキリがないのでそのままでも食べれる、もしくは色んなものに使える野菜を3つピックアップしました!
抗酸化作用を多くもつ野菜でおすすめなのは
- トマト
- ブロッコリー
- ニンニク
です。
リコピンで有名なトマト
「トマトが売れると医者が青くなる」とまで言われる、最強の野菜ですね。
トマトにはリコピンという強力な抗酸化作用があり、トマトの赤い役割を担っているのがこのリコピンです!
※市販で売っている野菜ジュースなどに「リコピンが多く含まれている」と記述されていることが多いのですが、トマトそのものから摂取する以外でリコピンを摂取した時の身体への良い効果は立証されていません。
なのでリコピンは野菜ジュースから摂取するのではなく、是非トマトを食べるようにしましょう。
ダイエットには欠かせないね!ブロッコリー
私はブロッコリーをいろんな方におすすめしています。主な特徴としては
- 食物繊維が豊富
- 便秘を解消できる
- 栄養素が多く含まれていて、カロリーが低い
ということ。
ダイエットをされている方や筋トレをしている方、女性などに強くおすすめしたい野菜ですね♪
がん予防最強の野菜、ニンニク
ニンニクって「香味野菜」と言われる野菜なんです。知ってました?
そんなニンニクですが、実は臭いけど身体に効くんです。
またアメリカ国立研究所が定めた「ガン予防が期待される食品」のピラミッドの頂点に君臨するくらいガン予防に期待がかかっている野菜。
がん予防の野菜「デザイナーフーズ」について
あまりか国立がん研究所は始めた「デザイナーフーズ計画」というものがあるのですが、にんにくはそこでおすすめされる食材のトップに君臨する野菜です。
画像を引用させてもらったため、こちらをご参照ください。
引用元:https://www.hakubaku.co.jp/omugi-lab/maintenance/designerfoods/
まとめ:野菜の抗酸化作用が活性酸素を壊してくれる
- 活性酸素が細胞を壊す
- 抗酸化作用が活性酸素の働きを抑える
- 野菜には抗酸化作用を持つものが多い
大きな切り口「死」から入ってしまいましたが、みなさんいかがでしたか。
この記事を読んでいて、結構びっくりだったのはにんにくのくだりではないでしょうか。
私の場合は「にんにくが野菜」ということを聞いてびっくりしました。
余談ですが、じゃがいもはおすすめできない野菜。
ポテトフライとか最高に美味しくて最悪な食べ物。習慣的に食べる人は見直すべきでしょう。
以上「野菜料理中心にすると得られる「活性酸素」を予防する力」でした。最後までありがとうございました。