【プロ直伝】ハンドボールのシュートスピードを上げる筋トレメニュー
こんにちは!
今回は「ハンドボールのシュートスピードを上げたい」という方向けに即効性のある筋トレをご紹介します。
- とりあえず、三頭筋:フレンチプレス
- 忘れないでね、大胸筋:ダンベルフライ
- 本当はロープがおすすめだけど、背筋:ラットプルダウン
- よりスピードを上げるなら、腹筋:アブドミナルクランチ
- 筋力をボールに伝える、体幹:プランク(コンボ)
という順番で解説していきます。
私は元水泳全国大会出場、元ハンドボール学生チャンピオンチーム所属と、本格的にトレーニングをしてきた、現パーソナルトレーナー。
現在もアスリート指導等も行なっているので、筋トレに関しては信頼してください!
それではあなたのハンドボールにおけるシュートスピードを上げるための筋トレメニューについて見ていきましょう。
真っ先にすべき筋トレメニューはフレンチプレス:上腕三頭筋
上腕三頭筋は曲げた肘を伸ばす際に使われる筋肉ですね。
そんな上腕三頭筋の筋肉鍛えるのにおすすめなのが「フレンチプレス」という筋トレメニューです。
腕だけ鍛えてもハンドボールのシュートスピードは正直上がります。
が、大事なのは全身の筋肉を使うことです。
本格的にシュートスピードを早めるならダンベルフライ:大胸筋
大胸筋は物を押す力や投球動作においては、後ろの腕を前方に引っ張る力が働きます。
それに見た目もかっこ良くなるし、相手との接触の際のコンタクトにも強くなれるので、ハンドボール選手において必須の筋肉と言えるでしょう。
背筋ならロープもしくはラットプルダウン:広背筋
背中の筋力は主に「引く動作」の時に使われます。
ボールを高い位置から低い位置に引く際、もしくは後方から前方に投げる際に必要な筋力です。
動画はラットプルダウンの解説ですが、広背筋を鍛えるならロープの方が効率がいいです。理由は、
- 体幹も同時に鍛えられる
- 握力も同時に鍛えられる
こと。ハンドボールにおいて必要な筋力ですね。
腹筋も欠かせないのでこいつも!アブドミナルクランチ:腹筋
いかに少ない上半身の前後運動で、最大の力を発揮させるかが速いシュートスピードを出すための秘訣なので、当然ながら腹筋を鍛える必要も出てきます。
マシンが使えるならアブドミナルクランチなどを利用するといいでしょう。
マシンがないよという方は
- クランチ
- シットアップ
などを行うといいでしょう。
下っ腹を鍛えたい方はハンギングニーレイズなどもおすすめですね。
そしてこれらの筋トレの力をボールに伝えるための体幹
あらかじめ言っておくと、動画は女性が行なっていますが、なめないほうがいいです。
体幹のトレーニングを行う理由は
- 下半身の力を上半身で発揮するため
- 逆も同じく
- コンタクトの際の強み
- シュートフォームの確立
です。高校生あたりであれば体幹は必ず毎日行うようにするだけで、他の選手と差を開くことができるでしょう。
もちろん、大事なのはフォームですね。
動画を参考にしっかりとしたフォームで行なってください。
まとめ:シュートスピードを上げるための筋トレメニュー
- フレンチプレス
- ダンベルフライ
- ラットプルダウン
- アブドミナルクランチ
- プランク(コンボ)
ひとまずこれらの筋トレメニューを行い、全身しっかりと鍛えていきましょう。
今回は筋トレメニューのことを話したので、あまり大げさには言いませんが、やはりいくら筋トレばっかしていても肝心の投球動作を行わなければシュートスピードを上げることはできません。
つまり、最も大事なトレーニングは「筋トレ」ではなく、実際にシュート練習を行うこと。
実際に投げた上で、今の自分には何が足りないのかを分析し、自らのスキルを上げていってください。
また、ハンドボールをされている方であれば、こちらの「女子ハンドボール日本代表、角南唯選手」についてインタビューした際の記事もご参照いただければと思います。
以上「【プロ直伝】ハンドボールのシュートスピードを上げる筋トレメニュー」でした。最後までありがとうございました。