「脂質」が太らないなんて嘘。コンビニに潜む脂質のワナ
こんにちは!今回は
「脂質っていくら摂っても太らないんでしょ?」
「脂質制限と糖質制限、どっちがおすすめ?」
という方向けに、
- 脂質が太らないなんて嘘だよ
- 目的によって、糖質制限か脂質制限か分けるべし
- 出来るだけ良質な油を摂取しましょう
- コンビニパンは今すぐやめろ!最悪の脂質「トランス脂肪酸」
という流れでお話を進めていきますね。
脂質制限や糖質制限を始めようと思っている方、健康被害を気にされている方の参考になれば幸いです。
それでは詳しくみていきましょう。
脂質が太らない?食ったら太るのは当たり前のこと
「脂質は太らないからいくらとっても平気だよ」という文章をたまに見かけるのですが、何を言っているのでしょうか。
そもそも太る原理は「消費カロリー<摂取カロリー」なので、食事の量を増やせばその分太りますね。
ダイエットの基本は「自分に必要なカロリー量から目標体重分を期間で引く」ことなので、摂取する栄養分を考える以前にカロリー量を計算する必要がありますね。
その上で炭水化物や脂質、たんぱく質の摂取量を考えれば完璧なダイエット方法になるでしょう。
これらはPFCバランスと呼ばれ、こちらの記事で具体的な食事内容の提案も行っています。興味があれば読んでみてください。
糖質をカットするか、脂質をカットするか

では、糖質を制限するか脂質を制限するかどっちなの?という疑問が出てくるわけですが、こちらは目的によってカットするものを選択します。
- 筋肉をつけて、かっこいい身体になる→脂質カット
- とにかく脂肪を無くしたい→糖質カット
です。
マッチョになるためには糖質も必要
筋肉をつけるためには脂質をカットすべきと書きましたが、これの理由は
- 脂質は筋肉にならない
- 糖質は筋トレで消費できる
からです。
つまり、筋トレをして筋肉をつけてナイスバディーになりたいのであれば、脂質をカットして、糖質も程よく摂ることが必要です。
痩せるためには脂質よりも糖質制限しよう
ダイエットしたい、痩せたいと思うのであればカットすべきは脂質よりも「糖質」です。理由は
- 血糖値の管理がダイエットに効果的
だからですね。
とはいえ、ダイエットにおいて確実に言えることは
- そもそものカロリー量を抑える必要がある
- 脂質はカロリーが高いし、糖質は血糖値が上がる
なので、脂質よりも糖質!糖質よりも脂質!ってよりどっちも量を少なくするのが理想です。
カロリー量の計算方法についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、実践してみてください。
出来るだけ良質な脂質を摂取すれば、痩せやすくなる

脂質というのは何も悪者ではなく、むしろ良質な油であればダイエットをサポートしてくれます。
- 体内のコーティング
- 動きの潤滑油
- 快便
- ビタミンやその他の栄養素の吸収率をあげる
などなど、体外に排出するためには油が必要です。
ラーメンやぎっとぎとの油、大量のドレッシング、脂身、マーガリン、マヨネーズ・・などなどこの辺は避けるべきですが、
- オリーブオイル
- エゴマ油
- 魚系の油(オメガ3等)
など、良質な油であれば摂取すべきでしょう。
コンビニで売られている商品の脂質は最悪【トランス脂肪酸の危険性】
さて、私がダイエット指導や身体を作り上げていくのをサポートしていく上で気をつけていることは「コンビニのパン」をやめてもらうことです。
これは「トランス脂肪酸」というめちゃめちゃ身体に悪い成分が入っているからという理由です。
トランス脂肪酸ってどんだけ危険なのかというと、
- WHO(世界健康機関)が摂取をやめるよう言っている
- 厚生労働省にも控えるよう書かれている
と、まぁ世界的にやめなさいと言われる成分です。これがコンビニのパン(マーガリンを多く含むもの)に入っているので、要注意です。
まとめ:脂質は多く摂れば太る。太らない食品などない
- 脂質も多く摂取すれば太る。もちろん炭水化物も
- 目的によって摂取量は減らしていこう
- トランス脂肪酸は最悪
ということで、脂質について書きました。
どんな栄養も過剰摂取は良くないし、摂らなさすぎも良くありません。
大事なのは栄養のバランスです。
しっかりと考えて、無理せず痩せたり、筋肉をつけたりしましょうね♪
以上「「脂質」が太らないなんて嘘。コンビニに潜む脂質のワナ」でした。最後までありがとうございました。